10 月5日・6日の2日間 第39回日本肩関節学会(会場:京王プラザホテル;東京)に参加しました。
2日目に「腱板断裂症例における結帯動作と肩甲上腕関節可動域の関係 Relationship between
adduction and internal rotation and the range of motion of glenohumeral joints
in patients with rotator cuff tear」と題した発表をしました。
日本人工関節学会に引き続き2回目のドクターの学会での発表でした。
多くの先生方と意見交換もでき、有意義な2日間でした。
学んだ事を早速臨床で活用しています。
10月7日には整形外科リハビリテーション学会東京支部の立ち上げ研修会(会場:KFCホールアネックス;東京)にも実技講師として参加させて頂きました。
こちらも新たな知見や創意工夫された評価と治療を学ぶ事ができ、新たなアイデアを吸収出来ました。
肩関節治療は奥が深いですが、やっぱりシンプルに丁寧に行うことが大切だと感じた3日間でした。
翌週の10月13日には私が世話人をしている整形外科リハビリテーション学会京滋支部の京都会場(会場:キャンパスプラザ京都;京都)で船橋整形外科の菅谷啓之先生、京都大学の新井隆三先生をお招きしての肩関節講演会がありました。
稚拙ではありましたが、私も肩関節の運動療法について前座の講演をさせて頂きました。約180人という多くの医師と理学療法士、作業療法士の先生方にご参加頂きました。
こちらも肩関節治療の最新の知見、肩関節の機能解剖について熱くディスカッションが行われました。京滋支部京都会場では今後も「触診の講習」と「症例検討」をコツコツと月に1回(毎月第4土曜日)に行なっていきたいと思っています。
「継続は力なり」です。
「慈心妙手」を目指して。
All for a smile of patient... by OH!NO!DX
2012/10/30
POPULAR POSTS
-
当日のタイムスケジュール(当日一部変更) 運動器機能解剖学研究所設立5周年記念講演会が2020年12月27日に岐阜市の十六プラザで行われました。緊急事態宣言が発令された中での開催ということで、演者と研究所に関わりが深い一部の方々のみが感染予防対策を万全に行なった上で会場で、400...
-
ISHA 2015に向けて抄録を作成して休日を過ごしています。 が、少々疲れてきたので、現実逃避にブログを書いてみます。 今回はmodified Harris Hip Score(mHHS)について modified Harris Hip ScoreはHarris...
-
股関節前部痛を生じる病態として臼蓋形成不全やFemoroacetabular impingement(FAI)、Groin pain syndromeなどが挙げられる。これらの病態には骨盤と大腿骨のアライメント異常が大きく関与しているとの報告が多い。 実際の臨床において股関節...
-
Dr. Motoi Shibahara, a senior colleague of mine, is starting his Orthopaedics Sports Joint Clinic at Akashi City, Hyogo Pref. in ...
-
膝半月板損傷は臨床でよく遭遇する疾患です。一般的に手術療法が選択される場合も少なくはありません。 症状としては、膝の引っ掛かり感(catching)、膝折れ(giving way)、疼痛を伴う軋轢音(click, poping)などがあり、関節水腫(いわゆる膝に水が溜まる状態...