2012/12/02

Reminiscences 2012 - 全国学会

同僚の増田一太先生と

いよいよ師走ということで、慌ただしくなるこの季節ですが、ブログを休止していた期間の「今年の思い出」を書いてみたいと思います。

今回は第47回日本理学療法士学術集会での写真を。

今年から同僚になった増田先生と共に発表をしました。

増田先生は「若年期における座位時腰痛の考察-臨床所見と重心動揺計を用いた検討-」と題した演題を発表されました。

いわゆる「体育座り」の時に起きる腰痛について臨床像と重心動揺計から疼痛を解釈するという臨床的視点に富んだ内容の発表でした。

増田先生は大学院で研究しつつ、当院で臨床もされておられ、赤丸急上昇中の先生です。来年の全国学会にもエントリーされ、益々活躍されると思います。

CR型の術後成績について

私はTKAの術後成績について発表しました。CR型のコンポーネントに絞った当院での治療成績をデータ化しました。来年もコツコツ治療成績を示していければと思っています。

秋山整形外科の見田忠幸先生
整形リハ学会 京滋支部で共に活動している見田忠幸先生も足関節果部骨折症例に対する足底挿板療法についての発表をされました。臨床での考察を中心に足関節と足部の機能解剖に即した足底挿板の作成についての発表で、臨床で参考になる内容だったと記憶しています。

この一年で大小さまざまな学会で京都下鴨病院 理学療法部から14題の学会発表を行いました。論文投稿は2題です。

私自身は日本人工関節学会、日本理学療法士学術集会、日本肩関節学会で各1演題を発表しました。

来年はまず京都府理学療法士学会にエントリーしています。来年も臨床での成績をしっかりと形にしていきたいと思っています。

All for a smile of patient...by OH!NO!DX

大久保病院リハビリ勉強会 ー TKAの運動療法

会場入り口に貼られていた案内
 今日は「TKAの運動療法」と題して兵庫県明石市の大久保病院で講義をさせて頂いた。George先生に機会を与えて頂いた。兄貴と慕う柴原先生や尊敬する立原先生の前での講義ということもあり、いい緊張感の中での講義となった。

終了後参加された皆さんと記念撮影
いつも通りに組織の修復過程、TKAの運動療法について自分なりのコンセプト、今までに発表した自験例、徒手操作についてと展開した。発表後には丸山先生から厳しくも暖かいSuggetionも頂いて、自分自身が勉強になった。

お疲れさま会をしたQUINQ
 勉強会終了後はGeorge先生、優先生と神戸のQUINQというBARレストランでお疲れさま会と称して楽しい宴をした。

今年も講演やアシスタントでいろいろなところにお邪魔させていただいて、多くの先生方と知り合うことができ、刺激をもらった。こういうひとつひとつの活動が自分自身の財産になっている。

まだ今年もあと一ヶ月ある。

臨床に集中して、この一ヶ月を過ごしていきたい。

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