京都下鴨病院で整形外科の理学療法士をしている小野志操のブログです。
肩関節・肘関節・手関節・股関節・膝関節・足関節・腰背部の術後療法や保存療法、スポーツ障害に対するリハビリテーションを行なっています。
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第54回近畿理学療法学術大会案内


第54回近畿理学療法学術大会

テーマ:「治療としての理学療法」
会 期:平成26年11月3日(月・祝日)
会 場:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)

主 催:日本理学療法士協会近畿ブロック(担当:大阪府理学療法士会)

大会ホームページ:
http://www.physiotherapist-osk.or.jp/opta/kinki54/index.html

今年の近畿学会が上記にて開催されます。今回は座長を務めさせて頂くことになりました。

大会プログラムより

運動器系のセッションを担当させて頂くことになりましたので、大会テーマにあるように「治療としての理学療法」という視点からセッションが熱く盛り上がるように努めたいと思います。

大会プログラムを見ると、学生時代に実習でお世話になった恩師の先生や同期も座長として参加しておられますし、教え子も発表をするようです。

10年前の第44回大会は私が理学療法士になって初めて発表した学会で、私の学術活動のスタート地点です。今振り返ると10年間で少しは成長出来ているように感じます。個人的に思い出深い学会ですが、今回はいつもにも増して記憶に残る学会となりそうです。是非ご参加下さい。

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The 27th Annual Congress of the International Society for Technology in Arthroplasty (ISTA 2014) 24-27, Sept 2014 @ Kyoto, Hotel Okura


 International Society for Technology in Arthroplasty (ISTA)という人工関節の国際学会でTKAの術後膝屈曲角と股関節可動域との関連について発表してきました。







TKA術後の膝関節可動域に影響を及ぼす因子については、術前膝関節可動域、膝蓋骨の厚みや変形、コンポーネント設置角度、Joint Lineの高さ、術後疼痛、術後リハビリテーションなど様々な報告がなされています。

膝関節伸展機構の術後癒着を予防することで術後屈曲角が概ね130°という深屈曲を獲得できることについて42th JSRAで報告しました。

それでもなお、術後膝屈曲角にばらつぎがあることも事実です。

術後患者さんの長坐位姿勢をよく観察すると、膝屈曲角が良好な症例では坐骨支持であり、膝屈曲角が不良な症例では仙骨支持となっている印象を持ちました。

「術後膝屈曲角と股関節可動域に関連があるのか?」=「二関節筋の影響があるのか?」という疑問を持ちました。

そこで、昨年の5th JOSKASで術後膝屈曲角が術前よりも低下した症例について術後膝屈曲角と股関節可動域に関連があるか否かについて調査し、股関節回旋可動域と術後膝屈曲角に相関があることを報告しました。

今回のISTAでは術後膝屈曲角で良好群(≦125°)と不良群(>125°)の2群に分けて調査しました。

結果はスライドに示すとおりですが、平均の術後膝屈曲角は良好群で132°と術前と有意差がない程度に改善しましたが、不良群では111°と術前よりも有意に低下しました。

単回帰分析では術後膝屈曲角と股関節内旋に正の相関を認め(r=0.27 p<0.05)、術後膝屈曲角と股関節回旋可動域にも正の相関を認めました(r=0.35 p<0.05)

重回帰分析では術前膝屈曲角、股関節外旋、股関節内旋が術後膝屈曲角の説明変数として選択されました。

また、良好群と不良群では股関節回旋可動域が良好群で有意に大きいことが示されました。(p<0.05)

今回の結果から股関節可動域が術後膝屈曲角に関与することが示唆されます。このことが意味することについての考察は様々成り立ちますが、少なくとも膝関節に停止する二関節筋の関与を疑う必要があります。

そこに着目した治療成績について今後報告していきたいと考えています。


今回は膝のセッションで主に参加しましたが、PSI(Patient Specific Instrumentation)の発表が多かったです。

Zimmerホームページより
PSIとは、患者さんのCTデータから、個々の患者さんの骨のモデルを作成し、その人の関節の形状に合った特注の骨切ガイドを製造し、正確にインプラントを設置するという方法です。


医師は正確にインプラントを設置するための技術革新を進めています。
PSIについて知ること自体は正直わたしたち理学療法士にはほとんど関係ありません。なぜならば、私たち理学療法士は軟部組織を治療対象としているからです。しかし、医師が革新を続けるように私たち理学療法士もより良い治療成績を目指して努力を続ける必要があります。

Dr. Greg Brown

私と同じセッションで発表されたGregory A Brown先生(MD, PhD;Park Nicollet Orthopedic Clinic)が発表の中で治療成績の向上で期待されることは、「痛みを取り除くこと」、「術後リハビリテーション」、「機能的に動く関節」と言われていました。

Greg先生はハーバード医科大学を出られた超エリートですが、発表の結論はシンプルでした。

私たち理学療法士も日々技術革新出来るように臨床と研究に勤しまなければならないと感じた学会でした。

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EPoch主催セミナーでの講演案内



EPoch主催のセミナーで小野志操が講演をさせて頂きます。

テーマ:「股関節前部痛に対する機能解剖学的評価と治療〜股関節唇損傷における保存療法と関節鏡視下手術後療法の診かたを中心に〜」

開催日時: 2014 年 11 月 23 日 (日) 10:30 - 16:30

会 場: 市民交流センターよどがわ(大阪市淀川区)

受講費: 8500円

講師: 小野志操(京都下鴨病院 整形外科リハビリテーション学会認定A)

実技講師: 為沢一弘先生(京都下鴨病院 整形外科リハビリテーション学会認定B)
      一志有香先生(京都下鴨病院 整形外科リハビリテーション学会認定B)

受講申込はEPochホームページより
http://seminar.ep-och.com/seminar/790

FAIを中心に股関節前部痛の症状、病態、鏡視下手術、リハビリテーション(保存療法・術後療法)について触診、実技を交えて5時間講演致します。

是非、ご参加ください。

第23回整形外科リハビリテーション学会学術集会 22, Sept, 2014 @東別院ホール, 名古屋

第23回整形外科リハビリテーション学会学術集会が9月21日-22日に開催されました。

私は21日に娘の運動会があったため、21日の夜に行われた全体懇親会からの参加でした。

全体懇親会会場にて

左上:秋山整形外科 小野正博先生、上中:城北整形外科 三倉一輝先生
左下:京都下鴨病院 一志有香先生、中下:小野志操、右下:生田病院 辻修嗣先生

翌22日には勤務する京都下鴨病院から3名の先生方が口述発表されました。

永井教生先生

為沢一弘先生

一志有香先生

私は主題セッションの座長として座長レクチャーとパネルディスカッションの司会を務めました。


座長レクチャー

パネルディスカッション

今回の学術集会の演題採択率は約50%と質の高い演題ばかりでした。もちろん整形外科リハビリテーション学会ですから機能解剖に基づいた臨床に繋がる演題ばかりです。

当院から発表された永井先生、為沢先生、一志先生の3演題はどれも臨床に繋がる内容で質疑も活発に交わされ、素晴らしい口述発表でした。

学会終了後の京都下鴨病院スタッフ集合写真

左上:小野志操、中上:團野翼先生、右上:鈴木千愛先生
左下:為沢一弘先生、中下:一志有香先生、右下:永井教生先生
これからも臨床、研究で得られた知見を積極的にアウトプットしていきたいと思います。

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1st HORSS Workshop(姫路整形外科リハビリテーション&スポーツ研究会 第1回研修会)で講演をしました 12 Sept. 2014 @姫路市勤労会館


姫路整形外科リハビリテーション&スポーツ研究会(HORSS;http://horss.jimdo.com)で臨床に繋がる肩関節の解剖とバイオメカニクスについて講演をさせて頂く機会を頂きました。

今回は導入編ということで、臨床的な評価に必要な解剖とバイオメカニクスについて簡単に整理してお話をさせて頂きました。

10月、11月とコースでご依頼を頂戴していますので、10月(第2回)は肩上方組織に起因する問題点と治療について、11月(第3回)は肩下方組織と関節包に起因する問題点と治療について講演させて頂きます。

第2回研修会の申込受付が既に始まっているようです。もしご興味がありましたら是非ご参加ください。一緒に肩関節治療について考えましょう。

内容:「肩関節拘縮の評価と治療 〜肩上方組織を中心に〜」
講師:小野志操(京都下鴨病院 理学療法士)
場所:姫路市勤労市民会館   第7会議室
日時:平成26年10月10日 19:00~21:00

申し込み受付期間:平成26年9月12日~10月5日まで
(定員に達し次第、受付終了となります)
参加費:500円
申し込み受付(HORSS主催 第2回研修会申込フォーム)

第10回茨城整形外科リハビリテーション研究会全国研修会案内

私も実技講師として参加する予定です。

テーマ :「肩関節周囲の機能解剖学的触診と治療 」

主催 :茨城整形外科リハビリテーション研究会 
http://park14.wakwak.com/~ibareha/

日時 :平成27年1月10日(土)~11日(日) 
・1日目 9:20~受付、10:00~19:00頃の予定
・2日目 9:30~16:00頃の予定

会場 :財団法人横浜市教育会館(横浜市西区紅葉ヶ丘53番地)
http://www.ecole.jp/

内容 :肩関節周囲の骨・筋・靭帯の触診と機能解剖を理解し、臨床の治療に応用する。

講師 :林典雄先生(中部学院大学) 他15名予定

受講料 :25,000円(研修費のみ)

定員 :100名(申し込み多数の場合は選考します)

申込先:https://docs.google.com/forms/d/1sK2Txq8hN_notjwP8vWyS9nx5YGqCgN-hYgE5DLf4wg/viewform

その他 :申込みフォーム内に記載するアドレスは、振り込み案内、振り込み確認案内、最終案内を添付ファイルで送る際に使用させていただきます。

整形外科リハビリテーション学会人材育成プランB検定を同時に開催します。

整形外科リハビリテーション学会会員で条件を満たす検定希望の方は
申込みフォーム「B検定希望」にチェックしてください。
(人材育成プラン http://www.seikeireha.com/ 参照)

申込期間:平成26年9月14日(土)~定員になり次第、閉め切りとなります。

※申込1週間以内に参加受付の可否を申込メール宛に返信します。
※メールの返信がこない場合は、下記へ直接お問い合わせください。

お問い合わせ先事務局:
茨城整形外科リハビリテーション研究会
〒300-0053 茨城県土浦市真鍋新町11番7号
土浦協同病院 リハビリテーション科
担当者名:橋本貴幸(はしもとたかゆき)
TEL:029-823-3111 (代表) 内線3100
E-mail:rehabilitation@tkgh.jp 


整形外科リハビリテーション学会神戸支部立ち上げシンポジウムご案内

 
 
整形外科リハビリテーション学会神戸支部が設立され活動を開始します。
 
記念すべき第1回は「肩関節疾患における基礎と臨床~最新知見と臨床応用~」と題してシンポジウムが開催されます。
 
私もシンポジストとして講演させて頂きます。
 
シンポジスト・講演タイトル

稲葉 将史 先生 大久保病院
「肩関節の解剖・機能解剖  ~肩甲上腕関節を中心に~」

山本 昌樹 先生 大久保病院
「鏡視下腱板修復術後の運動療法のポイント」

辻 修嗣 先生 生田病院
「肩甲下筋断裂を伴った鏡視下腱板修復術後の運動療法と課題」

小野 志操 先生 京都下鴨病院
「関節包性拘縮肩に対する機能解剖学的アプローチ」

永井 教生 先生 京都下鴨病院
「投球障害肩の診方 ~病院に勤務する理学療法士の立場から~」

期日
2014年10月26日(日) 14:00~16:30  受付開始13:30

会場
神戸総合医療専門学校 大講堂
兵庫県神戸市須磨区友が丘7丁目1-21
(神戸市営地下鉄  名谷駅下車南へ徒歩約15分)
*ご来場の際は公共交通機関をご利用ください

アクセス
http://www.kobecc.ac.jp/kouthsu/

参加費
・整形外科リハビリテーション学会会員 2,000円
*2014年10月期からの会員を指します。会員の皆様にはお早目の登録手続きをお願い致します。

・会員外 4,000円 
   
お願い
受付の混雑緩和のため,フォームによる事前登録にご協力をお願いします。

お問い合わせ先
整形外科リハビリテーション学会神戸支部 事務局  [担当:井原]
E-mail:seikeireha.kobe@gmail.com
 
私の故郷での支部設立で、そこに関われることはこの上ない喜びです。
 
是非奮ってご参加ください。


合同会社gene主催セミナー 「触診〜関節の機能解剖〜」で講義をさせていただきます


僭越ながら整形外科リハビリテーション学会本部からの拝命により、合同会社gene主催の触診講習会で講師を務めさせて頂くこととなりました。

テーマは「肩関節周囲の触診」です。触診技術についてなるべく丁寧にお伝え出来るよう心がけて講義をさせて頂きます。

林典雄先生著の「機能解剖学的触診技術」をご愛読の先生方はよくお分かりになられると思いますが、実際に触診してみると「おそらく触れていると思うが、確信が持てない」「誰か確認してくれる先輩がいたらいいのに」ということに遭遇することがあると思います。

本会の定例会で触診を行っていても、参加された先生方からこのような声を聞くことが多いです。

” 一から肩関節の触診をしてみよう ”

” 普段の復習をしてみよう ”

” 確認したいところがある ”

という先生方は是非、本セミナーにご参加ください。

本セミナーではランドマークとなる骨の触診から、運動療法を行う上でターゲットとなる靭帯・筋などの軟部組織まで、肩関節周囲の触診を網羅しています。

今回は私、小野志操がメインで講義をさせて頂きますが、実技講師として、

JAとりで総合医療センターの豊田和典先生
吉田整形外科病院の富川直樹先生

両先生にもご指導頂けることとなりました。

浅学菲才な私ではありますが、だからこそ参加される先生方の疑問点やpitfallが理解できているつもりです。

会場は東京ですが、是非ご参加頂いて有意義な一日にしましょう。

参加申込は合同会社geneホームページより
http://www.gene-llc.jp/seminar_info/?id=1400898948-314488

整形外科リハビリテーション学会京滋支部京都会場Staff Blog


私が世話人を務める整形外科リハビリテーション学会京滋支部の京都会場スタッフがブログを始めました。http://seikeigeka.blogspot.jp 京滋支部の活動案内や報告はもちろんですが、整形外科関連学会や研修会、文献抄読、日々の臨床雑感など、整形外科領域のリハビリテーションについて情報を発信してくれています。是非一度ご覧下さい。