2015/02/22

整形外科リハビリテーション学会本部定例会に参加しました @名古屋 Feb 21,2015



午前中に入院と外来の診療を終えて、午後から整形外科リハビリテーション学会本部定例会に参加しました。

今回は2症例の症例検討が行われました。

いつも感じることですが、一つ一つの所見から丁寧に病態を解釈していく過程が一番勉強になります。

一つの所見でも様々な解釈が成り立ちます。病態をさぐり当てていく過程に、あたかも名探偵コナンが推理していくような「謎解き」をしている感じです。

「謎解き」が正解すると確実に患者さんの体はいい方向に反応してくれます。

私が理学療法を楽しいと思える理由はここにあると思います。

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2015/02/18

第8回下鴨整形外科疾患フォーラム ご案内


私が勤務している京都下鴨病院が主宰している下鴨整形外科疾患フォーラムが開催されます。

第8回目を数えるフォーラムですが、今回のテーマは「反転型全人工肩関節置換術について」です。

反転型全人工肩関節置換術(いわゆるリバ-スショルダー)は昨春より日本でも認可されて、肩腱板広範囲断裂症例や変形性肩関節症の治療などで普及してきています。

当院でも森大祐先生が手術を行われていて、私も術後リハビリテーションを担当させて頂いています。

リバースショルダーに関しては海外の論文でも様々な報告がされていますが、本邦においてもその適応や術式、術後リハビリテーションなど、今後検討を重ねていかなければならない事が多くあります。

今回は千葉大学大学院医学研究科の落合信靖先生をお招きしてご講演頂きます。

もちろんコメディカルの参加も可能です。残念ながら、私は開催日に札幌の股関節鏡セミナーに参加しているため、聴講することができませんが、興味のある方は是非奮ってご参加頂き、またいろいろと教えて頂ければと思います。

「第8回下鴨整形外科疾患フォーラム」

日時:平成27年3月14日(土) 17時より

会場:ANAクラウンプラザホテル 2階 平安の間

会費:1000円

一般演題:「当院における肩関節治療-反転型(リバース型)全人工肩関節置換術の小経験を含めて-」 森大祐先生(京都下鴨病院整形外科)

特別講演:「リバースショルダーを導入して -広範囲腱板断裂における神経障害合併例を含めて-」 落合信靖先生(千葉大学大学院医学研究科整形外科学)

日整会専門医研修単位取得可能(1000円を徴収させて頂きます。)

会終了後、情報交換の場を設けております。

お問合わせ: 京都下鴨病院地域連携室 岸村由希子 075-781-1158

共催: 下鴨整形外科疾患フォーラム、第一三共株式会社

2015/02/17

姫路整形外科リハビリテーション&スポーツ研究会 第6回研修会ご案内


姫路整形外科リハビリテーション&スポーツ研究会 第6回研修会で「FAIに対する理学療法」と題して講演をさせて頂くこととなりました。

講演1: 股関節の解剖学 ~筋~ 
    蓬 大輔先生 (ツカザキ病院 理学療法士)

講演2: 医師の視点から診るFAIの基礎知識
    柴原 基  先生 (ツカザキ病院 整形外科)

講演3: FAIに対する理学療法
    小野志操 先生 (京都下鴨病院 理学療法士)

場所:姫路市勤労市民会館 
日時:平成27年3月27日(金) 19:00~21:00

申し込み期間:平成27年2月16日~平成27年3月22日まで
(定員50名に達し次第、受付終了となります)
参加費:500円
 
【お申し込み】
https://ssl.form-mailer.jp/fms/cc315ecf346824


2015/02/15

姫路整形外科リハビリテーション&スポーツ研究会 第5回定例会で講演しましたFeb 13, 2015 @姫路市勤労会館


姫路整形外科リハビリテーション&スポーツ研究会(HORSS)の第5回定例会で「運動療法に必要な股関節の解剖」について講演しました。

今回はツカザキ病院の柴原基先生が「FAIの治療について」と、同じくツカザキ病院の蓬大輔先生が「基本的な股関節の解剖について」もお話くださいました。

次回の第6回定例会は3月27日金曜日です。「FAIの運動療法について」講演させて頂きます。興味がある方は是非ご参加下さい。

参加申し込み

2015/02/11

整形外科リハビリテーション学会・一般社団法人アスリートケア共催〜広島豪雨災害復興合同チャリティー講演会 @ 神戸,Feb 11 2015



整形外科リハビリテーション学会と一般社団法人アスリートケア共催の広島豪雨災害復興合同チャリティー講演会に運営スタッフとして参加しました。

整形外科リハビリテーション学会として災害復興チャリティー講演会を開催するのは今回で2回目です。前回は昨年に東日本大震災復興チャリティー講演会を横浜で開催し、その時も運営スタッフとして参加させて頂きました。

今回のチャリティー講演会の収益金は運営諸経費を除いて全額寄付されます。

普段、整形外科リハビリテーション学会で関節機能解剖に基づいた理学療法を考えることが多いのですが、アスリートケアの先生方の講演を聴講して、様々な角度から理学療法を考えることができ、大変勉強になりました。明日からの臨床に活かせる事を多く学ぶ事ができたので、早速患者さんの治療に役立てていきたいと思います。


講演会終了後に演者と運営スタッフで記念の集合写真を撮りました。前列右から3人目に写っています(笑)

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2015/02/08

整形外科リハビリテーション学会京滋支部主催 Basic Seminar ご案内




私が世話人を務める整形外科リハビリテーション学会京滋支部が2015年で京滋支部は設立10周年を迎えることとなりました。また、5月には定例会が100回目となります。

これもひとえに、皆様のご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。

この度、「京滋支部設立10周年&定例会100回記念 特別研修会~Basic Seminar 」を開催することとなりましたので、ご案内致します。

肩関節、肘関節、手関節、股関節、膝関節、足関節の各関節における運動療法に重要な評価のポイントと解釈の仕方について講義と触診の実技を行います。また、講義終了後にはパネルディスカッションを行います。

『京滋支部主催ベーシックセミナー 関節機能解剖学に基づく触診と評価』

日時:平成27年5月31日 日曜日 10時~18時(受付9時30分)

会場:ハートピア京都(京都府立総合社会福祉会館)3階大会議室

講師:
見田忠幸先生(秋山整形外科クリニック)
小野正博先生(秋山整形外科クリニック)
三倉一輝先生(城北整形外科クリニック)
奥山智啓先生(ひぐち整形外科クリニック)
為沢一弘先生(京都下鴨病院)
一志有香先生(京都下鴨病院)

実技講師:
辻修嗣先生(生田病院)
永井教生先生(京都下鴨病院)
藤原信吾先生(宇治武田病院)
小野志操(京都下鴨病院)

定員:80名

参加費:3000円(参加費は当日会場でお支払い下さい。)

※本学会会員以外の方の参加も可能です。

申込み:京滋支部ホームページ、もしくは下記URLより
https://pro.form-mailer.jp/fms/d72a985672289
京滋支部新ホームページ
http://ohmi-rigaku.jimdo.com/
 

2015/02/04

メディカルスタッフのための股関節鏡セミナー 2015 in 札幌 ご案内


「FAI手術回避のための理学療法」と題して講演させて頂きます。

北海道札幌市ではありますが、LCCに乗れば時間的にも経済的にも関西から東京往復と変わりません。
全国から、世界的に活躍する股関節鏡のエキスパート医師、股関節疾患を多くみるエキスパート理学療法士が集まり、最新の知識や技術についてご講演されます。事前申し込みは不要です。興味がある方は是非ご参加ください。
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「メディカルスタッフのための股関節鏡セミナー2015 in札幌」

日時:平成27年3月14,15日
場所:
ほくたけビル 札幌市中央区北6条西16丁目←会場誤記を訂正しました。(3月4日)

参加費:コメディカル 3000円、医師 5000円
 
第1日
12:45~13:00 Opening remarks
股関節鏡治療の世界の動向と日本の現状  
札幌医大整形外科 加谷光規


第1部 座長 山本泰宏(健康科学大学)


13:00~13:20 股関節痛の診断 
公立陶生病院整形外科 渡邊宣之


13:20~13:40 股関節鏡治療の手術適応    
浜松医大整形外科 星野裕信


13:40~14:00 股関節鏡手術の基本
神戸大学整形外科 橋本慎吾 


第2部 座長 星野裕信(浜松医大整形外科)


14:30~14:50 FAIに対する股関節鏡手術 
武蔵野赤十字病院 望月羲人


14:50~15:10 What’s new in groin pain syndrome
東京医大整形外科 山藤崇

 
15:10~15:30 アスリートの股関節痛と股関節鏡治療 
産業医大若松病院 宇都宮啓 


15:30~15:50 境界型寛骨臼形成不全に対する鏡視下手術 
慶応義塾大学整形外科 金治有彦


イブニングセミナー1 座長 加谷光規(札幌医大整形外科)


16:15~16:45 股関節痛に対する理学療法 
じんどう整骨院アスリート 畑中仁堂
 
イブニングセミナー2 座長 和田孝彦(関西医大整形外科)


16:45~17:15 股関節鏡手術Up to Date 
産業医大若松病院 内田宗志
 
全員懇親会 19:00~ (キリンビール園 予定)


第2日


第1部 座長 伊藤雅之(新潟市民病院整形外科)


8:30~8:50 股関節機能評価のポイント 

札幌医大理学療法科 池田佑真

8:50~9:10 FAI手術回避の為に必要な理学療法

京都下鴨病院リハビリテーション科 小野志操

9:10~9:30 FAIに対する理学療法 
大阪医科大学附属病院リハビリテーション科 佐藤久友


第2部 座長 舘田健児(札幌医大整形外科) 


9:50~10:10 寛骨臼形成不全に対する理学療法
産業医大若松病院 立石聡史


10:10~10:30 股関節不安定症の対する理学療法  
札幌医大理学療法科 河合誠


10:30~10:50 アスリートに対する理学療法 
尾山台整形外科 竹内大樹


11:00~12:30パネルディスカッション 股関節鏡手術と理学療法の架け橋  
座長 加谷光規(札幌医大整形外科)


症例を提示して、医師側そして理学療法士それぞれの観点からディスカッションを行います。
医師としてどの術前にどのような理学療法を期待するか?
理学療法士から、こうすれば手術は回避できる、このような症例は理学療法をするべき、一方、このような時には手術は必須。
などといったディスカッションをすることで股関節鏡手術と理学療法の架け橋を探りたいと思います。


パネリスト 
山本泰宏、山藤崇、星野裕信、立石聡史、竹内大樹、小野志操、河合誠
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整形外科リハビリテーション学会 関東合同症例検討会2015 ご案内



シンポジストとして発表させて頂きます。
是非奮ってご参加ください。

「整形外科リハビリテーション学会 関東合同症例検討会 2015」
主催:整形外科リハビリテーション学会 東京支部 茨城支部 千葉支部
日時:2015年31日(日)10:0016:00(受付9:30~) 会場:社会医学技術学院講堂
東京都小金井市中町2-22-32(JR東小金井駅 徒歩3分)
https://www.sigg.ac.jp/corporate/about/index.html#about05

参加者:先着100
参加費:3,000円(会員), 5,000円(会員外)

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■シンポジウム「変形性膝関節症に対する機能解剖学的運動療法」
座長 浅野昭裕 碧南市民病院リハビリテーション室

○「変形性膝関節症の内側痛に対する理解とアプローチ」
演者 八木茂典 東京西徳洲会病院スポーツリハビリテーションセンター

○「変形性膝関節症の外側支持組織が関与する伸展制限への運動療法」
演者 源 裕介 千葉こどもとおとなの整形外科

○「人工膝関節置換術後の伸展制限に対する運動療法」
演者 瀧原 龍 土浦協同病院リハビリテーション部

○「正座のできる膝関節屈曲可動域を考慮したTKA術後運動療法」
演者 小野志操 京都下鴨病院理学療法部
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■症例検討会
3演題を予定
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申込み方法 前日までに下記mailアドレスにお申し込み下さい。
1氏名
2ふりがな
3所属名
4性別
5資格名 (PTOT)
6経験年数
e-mailアドレス
8会員番号 (整形外科リハビリテーション学会会員のみ

E-Mail:seikeireha_tokyo@yahoo.co.jp

主催:整形外科リハビリテーション学会東京支部 茨城支部 千葉支部
事務局:東京西徳洲会病院 リハビリテーション科 舞弓正吾

2015/02/03

AnswerPlusで講演をしました Feb.1, 2015 @ 大阪産業創造館


『エビデンスに基づくTHA・TKA術後リハビリテーションの実際 ~臨床成績に繋がる最善のTHA術後リハビリテーションと最新のTKA術後リハビリテーションの考え方~』と題して講演をさせて頂きました。

遠方より多くの療法士の先生方がお集まりくださいました。今回は5時間にわたり座学のみの講演ということでなかなかハードな講演となりましたが、貴重な経験をさせて頂きました。

TKAの術後リハビリテーションに対する講演は今までにも何度かさせて頂きましたが、今回はTHAの術後リハビリテーションについても合わせてお話させて頂く機会を頂きました。

資料を作成する中で、自身の考えや成績を整理することが出来ました。

特に、THA術後脱臼についての考え方について再考することができたことは私にとっても有意義でした。

15年の理学療法士生活の中で、私が見させて頂いたTHA、FHP症例で脱臼された患者さんは1症例のみですが、本当に苦い経験でした。自戒の念も含め講演させて頂きました。

日々の臨床と真摯に向き合い、治療成績を含め報告していきたいと思います。

All for a smile of patient... by OH!NO!DX

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