京都下鴨病院で整形外科の理学療法士をしている小野志操のブログです。
肩関節・肘関節・手関節・股関節・膝関節・足関節・腰背部の術後療法や保存療法、スポーツ障害に対するリハビリテーションを行なっています。
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第12回茨城整形外科リハビリテーション研究会全国研修会 @横浜市教育会館, Apr. 8-9, 2017


第12回茨城整形外科リハビリテーション研究会全国研修会に実技講師として参加してきました。今年のテーマは膝関節でした。1日目は触診の実技、2日目は治療の実技でした。

整形外科リハビリテーション学会主催の全国研修会は年に4回開催されていますが、回を重ねるごとに内容が濃くなっています。

今回の研修会での私の反省は「基本的なことをちゃんと伝えることを忘れていた」ということです。私自身は今年で19年の理学療法士としての積み重ねがあります。当初「こんなことで可動域が制限されるのか」とか「このように先輩たちが工夫して評価しているのか」など今となっては当たり前すぎることをとても「新鮮」かつ「重要」に感じていたことがたくさんありました。そういうことを「伝えられていないな」と感じることが今回の研修会でありました。

「皮膚をつまんで膝を屈曲すると可動域が制限されること」
「膝を屈曲することで大腿の横径が広がること」
「屈曲すると下腿が内旋していくことを足部や足趾の向きで確認すること」etc...

受講者の反応を見ていて、「あぁ、こういうこと、当たり前すぎて言っていなかった」と反省しきりでした。

来年で理学療法士生活20年を向かえます。そろそろ後進の育成にも本腰を入れるべき時期だと考えています。本質的に「どういうことが大切なのか」「なにを臨床で感じ、評価しているのか」もちろん科学的根拠に基づいて評価や治療を行うべきですが、そういうことを体感する術を伝えるということを忘れてはいけません。

そんなことを感じた研修会でした。

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