2017/08/24

慶友整形外科病院で手術見学をしてきました @ 群馬県館林市 9 Aug.,2017


慶友整形外科病院で古島弘三先生の手術を見学してきました。
古島先生の胸郭出口症候群(Thoracic outlet syndrome; TOS) に対する第一肋骨切除術を一度見てみてみたいと思っていましたが、今回当院の森大祐先生からお誘いをいただき、ついに実現しました。

TOSの診断は、問診、上肢感覚障害、上肢内側のTinel様徴候、Wright test、Roos test、3D CT血管造影、超音波検査による前・中斜角筋間の狭窄評価等で行うと教えて頂きました。

また術前に診察場面も見させていただき、Roos testの有用性を身をもって感じることができました。

術中にQuadri-lateral Space(QLS)での腋窩神経リリースも併せて行われていて、その際広背筋腱が90°屈曲位内旋でQLSを絞扼している様子も見学させていただきました。

学び多き手術見学となりました。見学後には古島先生はじめ慶友整形外科病院の先生方と懇親会も開いていただき、遅くまで臨床談義に花が咲きました。

私自身もTOSではないかと疑う症例を多く経験します。理学所見をしっかり取り、今回の手術見学で学んだことを理学療法にフィードバックしていきたいと思います。

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整形外科リハビリテーション学会 滋賀支部・京都支部共催 第3回 ベーシックセミナー「肩関節拘縮における機能解剖学的評価と触診」に参加しました @ 京都福祉会館 23 July, 2017



整形外科リハビリテーション学会 滋賀支部・京都支部共催の第3回ベーシックセミナーに実技講師として参加しました。

近畿はもとより関東、北陸、東海、四国、中国地方から120名を超える先生方が参加下さいました。



このセミナーでは毎回、評価と触診について整形外科リハビリテーション学会に所属している若手の先生方が講師として講義をされます。とはいっても、学会の厳しい触診試験をパスした先生方のみが講師を務めます。

京都下鴨病院からは、為沢一弘先生と團野翼先生が講師として講義をされました。両先生とも私の教え子であり、臨床で結果を出している当院の両エースです。臨床研究もしっかりと行い、為沢先生は今年の日本股関節学会、團野先生は今年の日本肩関節学会で発表されます。

また、運営スタッフとして京都下鴨病院の理学療法士が全員がボランティアで活動してくれました。

京都下鴨病院の理学療法士の中から次代の整形外科領域リハビリテーションを担う人が出てきてくれることを期待しています。

もちろん私もまだまだ邁進していきたいと思っています。

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